肉そばつけ麺
なかなか良い盛りの丼が運ばれてきて、思わず嬉しくなったのも束の間、しっかりと底上げがされており、麺量はかなり少ない。解れ難い麺をそのまま口にしてみると生ぬるく、ネトッ・ヌタッとした舌触り。食感自体は、意外と弾力もあるが、茹で湯のものだと思われる特有の臭気が、気になるものだ。豚スライスからジワジワと染み出る脂と表面に浮くオイルが、ギラギラとしたつけダレを口に含んでみると、カドの立った甘みを伴った醤油の風味が広がり、かなり塩分濃度が高い。スープ本来の旨味は窺い知る事はできないが、油とタレ味が支配的になっており、柚子胡椒風味の大根おろしや鰹粉との一体感もなくバランスの悪さばかりが印象に残る。麺との相性もお世辞にも良いとは言えなく、温度の低下が著しいスープが相手では食べていても苦痛を覚えるだけだ。気持ちの良い接客は好印象だったが、値段も含め満足には程遠い一杯だった。
by ramenmans
| 2009-01-05 00:00
| ■尾張■
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