みそまぜそば
目の前に差し出された丼からは、白い湯気にのり、如何にも濃そうな甘みを帯びた味噌の風味が漂っている。ドロッとした味噌ダレが絡む、極太の手もみ麺は、むっちりとした食感と適度なコシがあるもの。濃い味噌ダレが纏わりついている事もあり、麺自体の風味を楽しむ事はできないが、好みのタイプだ。味噌ダレは、見ためと香り立つ風味に比例するかのように、かなり濃い味わい。始めの数口は甘みが先行するが、その後はかなり塩分が気になるものだが、コクと奥行き感があるし、動物系の旨味らしき物も確認する事ができるものだ。少量ではあるが、七味唐辛子もかけられており、ややピリ辛仕立てになっていて、辛モヤシや大葉、それに玉葱も良い味を出してはいるが、味わいが単調で中盤あたりから少し飽きてしまうのが残念だ。卵黄も部分的に濃い味を和らげてはくれるが、何かひと味足りないように思える。他所で味噌を使ったまぜそばを食べた事がなく、新鮮味はあったが、もう一捻り欲しいというのが正直な感想だ。
by ramenmans
| 2008-08-15 00:00
| ■尾張■
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