海老塩
カウンター越しに受け取った丼からは、強すぎない香ばしい海老の風味が漂っている。すり胡麻や海老の粉末で、ややざらついたスープの味わいは、とてもあっさり。海老の主張は、それほど強くはないが、和風出汁の旨味を飲み込んでしまう寸前。甘みは、舌にしっかりと乗ってくるが、魚介などの素材感は少々捉え辛い。海老の風味は、香ばしさがあり、香りの良いものだが、甘みが弱く『えびせん風味』に思えてしまうのは気のせいだろうか。塩ダレは、カドを感じさせない柔らかな甘味があり、スープの旨味を底の方から、しっかりと支えている。ただ、思いのほか唐辛子の辛味がスープに与える影響が強く、中盤あたりからは、辛味と海老の風味がスープ全体を支配してしまっていた。肉味しっかりの柔らかチャーシューや食感の良いメンマ・半熟トロトロの玉子は、頬を緩ます逸品だ。やや細めの縮れ麺は、食感に持続性があり、スープとの相性も良いようだ。スープを飲み干し、サラッと完食したが、もう少し和風出汁の旨味を楽しめると、より好みに近かったかも。
by ramenmans
| 2008-04-11 00:00
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