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らーめん三吉@昭和区
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えび風味のほろにがみそつけめん ※ 夜の部限定


らーめん三吉@昭和区_e0110871_19571477.jpg重量感のある器に注がれたつけダレからは、ふくよかな味噌の風味と共に焦がし野菜の香ばしい香りが漂っている。先ずは、表面に浮く焦がし野菜を避け、スープを口に。見ためよりも口当たりはアッサリとしていて、味噌のコクや風味は塩気を感じさせない柔らかさがある。海老が使われているようだが、存在感は希薄。始めの数口こそ、独特な甘みと香ばしさがあるが、ニンニクの風味や味噌の味にすぐに飲み込まれてしまうようだ。カリカリの焦がし野菜は、良いアクセントになってるが、噛んでしまうと口内が苦々しくなり、他の食材の旨味を捉え辛くなってしまうのが残念。唐辛子の辛さももう少し強いと嬉しいかな。また、多少の魚粉も使っているのかな?風味を感じる事はできないが、それらしき苦味と舌触りを感じ取る事ができる。程よく締められた麺は、プリプリ。当然だが、今時の太い麺のような食感とは異なり、ある意味新鮮にも感じる。ただ、温められた丼に盛られていることもあって、丼に触れている部分の麺は肌がネットリとしてしまっていた。つけダレとの相性は、悪くはなかった。最後にスープ割りをオーダーすると、琥珀色の出汁が運ばれてくる。そのまま口にしてみると、漂う香りと旨味にギャップがあるなぁ。一瞬、チキンブイヨンのような風味を感じ、その後から魚介の風味が広がる。繊細とか積層感のあるタイプではないが、安定感はきっとあるであろう味ですね。焦がし野菜を使った、このお店らしい味の組み立てで、嫌いな味でないけど、どこかで食べた事のあるような味わいかな。


by ramenmans | 2010-04-24 00:00 | 昭和区
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