ほかほかつけ麺(並) 冬季限定 たっぷりの油揚げと挽き肉が入ったつけダレからは、白い湯気にのり、生姜の香りが漂っている。そのまま口にしてみれば、コクのある味噌の風味が口内に広がる。味噌の味わいが濃い訳ではないが、下地のスープの旨味は捉え辛いかな?甘味は感じるが、味噌の塩分がやや高めだろうか。口当たりはあっさりとしており、そのままでも飲めるが、思いのほか生姜の風味が支配的で、食べ手を選ぶかも。和風出汁の中に入った、深緑色に染まる麺は、ほうれん草と豆乳を練りこんだもの。特に癖などはないが、もっちり…とは違った独特な食感を楽しめ、唇と喉で感じる麺肌の滑らかさがなんとも心地良い。和風出汁は、とてもあっさりとしており、淡い魚介の風味と甘みが印象的。分厚い層で形成された出汁ではないが、優しさに満ち溢れた味わいには、ホッと心を和ますような魅力がある。つけダレとの相性は上々で、麺が出汁を運ぶにつれて、徐々に味に柔らかさが出てくるあたりは計算されているのだろうか?麺が半分ほどなくなったあたりのつけダレの味が一番好みかな。又、箸が味噌ダレを和風出汁に運ぶ事により、白菜と一緒に食べた味わいが、どことなく雑煮を思わせるようなものがあり面白い。最後に残った出汁をつけダレに注ぎいれ、サクッと完食。食べ終えた後は身体がポカポカと温まり、冬の冷たい風が気持ちよく感じた。
by ramenmans
| 2010-02-02 00:00
| ■尾張■
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