ラテン系台湾 鶏ミンチを中心に、ルッコラの緑や散りばめられたドライトマトの赤が真っ白なキャンバスの上でとても映えてみえる。先ずは、透明感のあるスープに浮く照柿色の香味油をそっとレンゲで掬い、口にしてみる。咽返るような事はないが、喉にチクッと突き刺さるような辛味があり、後味に独特な甘味が残るのが特徴的だろうか?スープは、香味油のキリリとした辛さや、個性の強いバジルの風味に負ける事のない、旨味と甘味が強いもの。このお店の生命線でもある、和風出汁と鶏の旨味を舌と脳でしっかりと楽しめるのが嬉しい。食べ進むにつれて、ドライトマトの酸味と甘味がスープに浸透し、ピリ辛台湾仕立てからイタリアン風味に変化していくのが実に面白い。又、ドライニンニクはスープに与える影響は少ないが、カリッとした食感が良いアクセントになっていた。変化に富んだ一杯でありながらも、“店のカラー”をしっかりと残しているあたりは流石。実に満足度が高い。
by ramenmans
| 2010-01-10 00:00
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