まぜそば風・汁なしタンタン麺(キース8号) ※夜のみ限定
数日前にいただいた“汁ナシタンタン麺”とは、ビジュアル・味わい共に全くの別物。飾られた具材を避けるように麺の下に潜むラー油と芝麻醤を麺に絡めながら持ち上げてみると、とても良い香りが鼻を抜ける。前回の事もあり、恐る恐る口にしてみると思いのほか辛さは大人しく、咽返りそうになる事はない。濃度感のある胡麻の甘味が増し、花椒の香りと痺れ感がパワーアップされておりラー油と芝麻醤のバランスが劇的に良くなっている。“やんちゃな奴”と書かれたキース麺は、断面が真四角のしっかりとした食感。タレとの馴染みは上々だが、220グラムでは少し物足りなさを覚えた。一際目立つ赤いトッピングを口にしてみれば、形の残ったトマトの甘酸っぱさとバジルの風味、それに細かく刻まれた玉葱とニンニクが食感を添えたイタリアンテイスト。麺に絡ませながら口に運べば、ラー油の辛さとトマトのフレッシュ感が合わさり、一瞬タバスコを強く効かせたパスタを食べているかのような錯覚を起こしてしまう。芝麻醤とラー油にトマトがこれほどにも合うとは思いもよらなかった。甘く味付けされた“そぼろ”はラー油の辛さを引き立て、温玉は部分的に味をマイルドにさせ、どの部分を食べても楽しさがある。ナッツは個人的にもう少し荒く砕いてあったほうが好みだが、食感の良いアクセントになっている。後半は、酢を回し入れサッパリと。画像にはないが、残ったタレにライスを入れるとリゾット風になり、これはオススメ。チーズなんかも入れてみたいかも。過去の“弾けた感”の出た限定麺とは違い、緻密に計算された感のあるこの一杯はかなり好みだ。 まぜそば風・汁なしタンタン麺(ヤマト3号)トマト増し・黒ミンチ お腹に余裕があったからもう一杯。黒ミンチは、ミスマッチかな。3号麺は、麺自体の風味が強く相性も良いけど“固くて黒くて太いやんちゃなキース”の方が好き。組み合わせを変えて今後遊べそう。
by ramenmans
| 2009-05-13 00:00
| ■尾張■
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