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あっ晴れ@大府市
特製石焼みそつけ麺 ※夜のみ限定
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石鍋に注がれたつけダレは、まるでマグマのようにグツグツと音をたて、濃すぎない味噌の香りと共に大人しめの海老の風味が漂っている。不用意に口をつけようものなら火傷をしてしまいそうなスープを口にしてみると、見ために反して口当たりは意外とマイルド。海老の粉末が添えられていることもあり、始めのうちは海老と味噌が合わさった風味に心地良さを覚えたが、その風味を楽しめるのも数口で味わいは味噌一色に近い。味噌の風味には、厚みがありコクもしっかりとしているが、思いのほか温度の低下が早く、後半はかなり塩気を強く感じるものだった。味噌の風味を支えるはずの動物系の押しは弱く、もう少し濃度感があると好みに近かった?かもしれない。中には、細かな背脂や挽肉が浮遊しているが、スープ自体への影響力は希薄で、食感のみのアクセント。大きな椎茸と岩海苔らしきものが入っていたが、特に思う事はなかった。別皿に並べられたチャーシューは、香ばしく炙られており、味噌の良い味がついたもので好印象。小皿に添えられた味変えパーツは、胡麻・三つ葉・辛味噌・にんにくチップ・鶉の5種類。鶉は量的の事を考えて麺に絡ませ、つけダレに潜らせば、数口まったりとした味を楽しめる。三つ葉と胡麻は、それほど変化はないが、辛味噌とにんにくチップは、雰囲気がガラッと変わって面白いが、入れすぎには注意したい。ビシッと締められた麺は、ツルッと喉越しが良く、反発感の強い食感と腹持ちの良さはこの麺ならでわ。最後の最後まで、いろいろと楽しめる一杯だが、欲を言えばもう少しスープに甘みが欲しい。
by ramenmans | 2008-12-28 00:00 | ■知多■
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