つけ麺(並)
熱々の器に注がれたつけダレからは、味噌にも似た個性のあるタレの風味が漂っている。そのまま口にしてみると、タレの量を間違えたの?と思えるぐらいの猛烈な塩気が口内を襲う。何度も水を飲み舌をリセットしながらスープの味を確かめる・・・。僅かに鼻につく豚骨臭に魚の渋み。温度の低下と共に魚の塩分がスープを更に飲みにくくさせていく。全体の旨味自体は強く、スープの濃度感やタレのコクもしっかりと伝わってくるが、厚みはそれほど感じないというのが正直な答え。中には、挽肉やもやしが入っているが、あくまでも食感のアクセント。薄くスライスされたチャーシューは、味が濃い目で口の中に入れた瞬間に感じるアルコール臭が気になるもの。お世辞にも肉味が溢れるとは言えないし、食感も良いとは言えない。全粒粉入りの麺は、冷たくツルッと喉越しの良いもの。つけダレとの相性に違和感はないが、食感に頼りなさがあり、風味もあまり主張していないようだ。最後に割出汁をお願いすると、つけダレの入った器と同じものに少量のスープを入れてくれるが、薄めて飲むにはあまりにも量が少ないようだ。メニューのトップから攻めるべきだったかな・・・好みの一杯ではなかった。
by ramenmans
| 2008-12-13 00:00
| ■尾張■
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