つけそば(並盛)
カウンター越しに受け取ったつけダレからは、いかにも甘そうな香りが漂っている。そのまま口にしてみると、漂う香りとは裏腹に、カツンと醤油が立っており、直接口にするにはタレが強め。タレの味わいに見え隠れするかのように魚介の風味もあるが、鮮明さに欠け、多めのネギも風味を楽しむには、少し邪魔に思えた。酸味は、比較的強いほうだと思うが許容範囲内で、柔らかさはある。中に入った大きなャーシューは、トロトロの柔らかさ。肉味を楽しむようなタイプではないが、食べ応えはある。ザクッと食感の良いメンマは好印象。そんなつけダレに潜らせる麺は、しっかりと締められた中太のストレート。お世辞にも風味の良い麺だとは言えないが、ツルッとした喉越しと歯応えはなかなか。ただ、つけダレの持ち上げがイマイチで、240gの量を食べさせるだけの力はないようだ。スープ割をお願いすると、手鍋で熱せられたスープとネギが入り、不鮮明だった魚感がクリアーに見えてくるが、積層感はあまりないように思えた。醤油ダレの強さと歯応えのある麺、それにアンバランス感が印象に残る一杯だった。
by ramenmans
| 2008-11-18 00:00
| 東区
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