喜多楽@中区
喜多郎
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程なくして運ばれてきた丼は、男心をくすぐるようなビジュアルで思わず頬が緩む。先ずは、スープだけを口に運ぶと、見た目とは裏腹に、あっさりとしていて大人しいなというのが第一印象。香りこそ立ってはいないが、醤油風味の影から顔を覗かせる魚介の旨味や濃度感こそないが、豚のコクもしっかりと伝わってくるし、随所にこのお店らしさを感じ取る事ができる。大量にのった背脂は、上品な甘さがあり、スープに馴染ませながら口にすると醤油カドが和らぎ、すっきりとした味わいにもなるし、野菜の上からかけられたタレが徐々に深みを加え、たいして辛くもないのに体がポカポカと温まってくる発汗作用も面白い。背脂と刻みニンニクに隠れるように振りかけられたハバネロは、味の引き締め役になるが、間違っても舐めてはいけない代物だ。麺は、一気に啜れる丁度良い長さで、伸びのあるもの。スープの引っかかりは上々だが、食感の持続性とスープへの味の移りが少々気になるものだった。最後は、ニンニクの風味に支配されてしまうが、目まぐるしく変化していくスープの味は最初から最後まで食べ手を飽きさせない面白い仕立てだ。スープを飲み干す事はしなかったが、しっかりと楽しめる一杯。次は、ドカ盛りに挑戦かな。
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by ramenmans | 2008-10-22 00:00 | 中区
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