喜多楽@中区
今昔支那そば醤油&味付煮玉子
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やや多めの油が浮く丼からは、はっきりとした醤油の香りと共に、生姜の風味が漂っている。スープを口にすると出汁の旨味よりも先にコクのある醤油の風味が口の中に広がり、その後からジワジワと魚介の風味や動物系の旨味が込み上げてくる。タレ味は、カドのないまろやかな旨味に、どこまでも伸びる深みのあるコクが舌に訴えかけてくるものがあり、柔らか味のある醤油感がなんとも気持ちが良い。出汁の香りは、油や生姜の風味に押され気味だが、旨味はしっかりとしており、横へ広がる風味と縦に伸びる旨味が層の厚さを感じさせ、舌を包み込むような優しさに溢れた出汁感は、かなり好みだ。動物系の旨味も、強すぎず弱すぎず、芯の太い旨味を堪能する事ができるし、和風出汁やタレとのバランスも申し分のないものだ。スープに浮く油は、意外と多めだが、すっきりとした飲み口とあっさりとした後味が印象的で、ひと口ひと口じっくりと味わいながら飲みたくなるような、奥行きのある味わい深いスープだ。硬めに茹で上げられた麺は、サクッとした歯ざわりとモチッとした食感が特徴的で、風味もとても良いもの。麺の風味がスープに移ることもなく、食感・風味、共に好みだ。トッピングのチャーシューやメンマは、スープの味を濁らせない良い味が染みており、素材そのものの旨味を活かした仕立てになっている。ファーストインプレッションもさることながら、食べ終えた時の満足感と店を後にした時の余韻が、旨さを物語っている。実に満足度が高く、近くに店があれば間違いなく通い詰めているだろう。
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by ramenmans | 2007-12-06 00:00 | 中区
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