塩つけめん ※夜限定10食
熱々の器に注がれたスープからは、強いバターの香りに押されて、このお店らしい魚介などの風味は成りを潜めている。淡黄色のバターが溶けだした部分を避けるようにスープを口にすると、塩ダレの強さが一瞬気になったが、数口で舌が慣れるから不思議…。超濃厚とまでは言わないが、くどさを感じさせない濃い鶏の旨味と魚介の風味が口内を満たす。バターを溶かしてみると、中に入ったジャガイモと相まって、味わいはまるでクリームシチューのよう。バターがスープに馴染むと、スープの持ち味や風味を吸収してしまい、一辺倒な味になってしまうのが少し残念かな。僅かな酸味や七味の辛さも役割を果たしてはいないように思えた。艶やかな輝きを放つ太麺は、強すぎないコシと滑らかさがあるもの。スープに潜らせれば、面白いようにスープを持ち上げてくれるが、大盛りにしたらスープが足りなくなりそうだ。麺の上に盛られた花鰹は、ちょっと邪魔かな。麺と一緒に掴みスープに浸せば、風味も多少は変わるがモソモソとした食感は、あまり好きではなかった。バターとジャガイモで、後半になるにつれて重たさを感じたつけダレに、最後は割り出汁を入れて完食。味自体は好きだが、丼の中に核となるものがなく、どこかボンヤリとした印象だけが残った。割り出汁も、厚みがもっとあると嬉しいかも…。
by ramenmans
| 2009-10-17 00:00
| ■西三河■
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